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CTIシステムとは
CTI機能があると顧客満足度を上げるのに良いらしいと聞いて、このページをご覧になっている方も多いと思います。
CTI機能とは簡単にいうと
電話がかかってきた時に、電話番号でお客様の情報を表示させるシステムのことです。
ホテルや旅館の場合は、予約確認や送迎依頼の電話があった時、忘れ物の問い合わせやクレーム電話などすぐ予約情報を開いて話せるので電話対応時間を短くできるメリットもあります。
10軒以上ホテルを運営しているホテルグループであればコールセンターを設け、IP電話などを使ったコールセンターシステムを導入する場合もあるでしょう。
コールセンターシステムにはCTI機能が利用できるものがあります。
CTIの注意点
CTIは万能ではありません。
下記の場合には機能しないので、電話対応のスクリプトをスタッフに渡すときには考慮しておきましょう。
・非通知でかかってきた場合
・公衆電話や出先の電話からかけてきた場合
・予約者がダンナさんで、奥様が電話をかけて来た場合など予約時の電話番号と違う場合
・海外系予約サイトなど電話番号がホテルに通知されない予約の場合
・出張や長期連泊、小規模な団体旅行で代表者が複数の予約をまとめて予約した場合
コールセンターシステムの比較
コールセンターシステムを同時勤務スタッフ 5名。2回線、CRMを利用した場合に、月額料金が安い順に紹介します。
なおこの比較はCTI連携、CRM連携を利用できるシステムに限り調査しました。
ホームページ上で公表されていないコールセンターサービスは除外しています。
InfiniTalkクラウド版
初期費用0円。月額35,800円から
03番号または050番号1番号無料 / 2回線 / 5席から / 通話録音データ直近365日分保持
PBX、ACD、通話録音、CMS機能を含む(CMSのご利用は、システム担当1名、SV2名まで)
上記より多い回線、座席を利用する場合は
チャンネル利用量 1回線につき3000円/月
オフィスライセンス 1席につき1300円/月
CRM連携
ECショップ向けのCRMシステム、ECショップシステムとの連携が多いです。
CTI連携はオプション費用が必要です。
CT-e1/SaaS
自由なカスタマイズ性。利用企業に合わせた使い方ができます。
初期費用 30万円
外線1回線につき5000円/月
同時ログイン可能な席(端末)につき5000円/月
管理者1席あたり 5000円/月
5席、2回線、管理者1名の場合、
・外線 5000円×2回線=1万円
・端末 5000円×5席=2.5万円
・管理者 5000円
合計 4万円
高機能、高カスタマイズ性ならが、小規模コールセンターだと、業界最安値のコールセンターシステムより+5000円/月額で利用できる。
導入実績
HIS
イケアジャパン
ニトリ
毎日新聞社
などの一般企業に加え
万葉倶楽部(日帰り温泉・ホテル)
など
CTI連携
利用する企業に合わせたカスタマイズが簡単が売り
OSORA
コールシステムOSORA
ITトレンド IP電話部門1位(2019年9月)、コールセンターシステム 顧客満足度1位(日本トレンドリサーチ調べ)
複数の会社番号を無制限で発行可能。
1番号あたりに使用するチャンネル数も無制限。
050だけでなく、東京03、大阪06、名古屋052、福岡092、フリーダイヤル0120、0800で発信できます。
費用
5席、2回線、管理者1名、5ユーザーとも2回線を使う場合、月額55,000円
端末 1000円×5=5000円
ライセンス 3000円×5=1.5万円
外線利用料 1000円×2=2000円
モニタリング 3000円
チャンネル料金 1000円×5×2=1万円?
CRM 2万円
●初期費用
システム導入費 20万円
端末1台 5000円
シートライセンス(受発信可能な端末) 1000円/1ライセンス
サブアカウント 2000円/アカウント
外線利用料 2000円/作業
市外局番 1300円/1番号
●月額費用
基本料 3000円
端末 1000円/1台
シートライセンス 3000円/1ライセンス
サブアカウント 200円/アカウント
外線利用料 1000円/1チャンネル
モニタリング 3000円/機能
市外局番 500円/1番号
同時通話数 1000円/1チャンネル
CRM連携(基本版) 2万円/機能
※カスタムの場合は都度見積もり
MOTコールセンター機能
業界最安 月額199円から。
1席でも導入可能
クラウドタイプとサーバー設置タイプがある。
月額費用と機能
クラウドタイプ10席の場合 月額3,980円。初期費用29,800円
通話録音、CTIを含む。
管理者によるささやき、聴話機能はサーバータイプとなり30席の場合月額64,000円から。
ホテル導入実績
株式会社相鉄ホテルマネジメント
コートホテル新横浜
開発者向け CTI連携方法
連携先サービスへは、
http://xxxx.com/tel=03-9999-9999
のようなパラメータを付けて渡すことが出来ます
API連携ではなくURLでの呼び出しなので、連携先PMSでのシステム開発が行いやすいメリットがあります。
MediaCalls
初期費用 機器購入費用。サービス契約料(非公開)
料金
基本使用料 50,000円/月
1ユーザー(内線)につき 1500円/月
コールセンターユーザーにつき 2000円/月
チャンネルライセンス 3000円/月
5席、2回線、管理者1名、5ユーザーとも2回線を使う場合
月額 66,000円
基本 5万円
コールセンターユーザー 2000円×5=1万円
チャンネルライセンス 3000円×2=6000円
CTI連携(CRM着信ポップアップ)
ブラウザ形式(HTTP)のCRMであれば標準で着信ポップアップがご利用できます。
詳細は営業担当に確認が必要です。
BIZTEL
NO.1クラウド型テレフォニーサービス ビズテル(BIZTEL)
国内シェア4年連続1位
大企業やJTB、メルカリ、Freee、LINEなどの先端企業が採用しているコールセンターシステム。
スタッフの在宅勤務にも対応している。
月額利用料と機能
10席の場合 ライトプラン月額90,500円。(1席あたり9,050円)。ただしCRM連携機能なし(初期費用5万円。月額2万円で対応可能)
初期費用 20万円
30席の場合 スタンダード30 月額241,000円(1席あたり8,033円)。CRM連携機能あり
初期費用 45万円
モニタリングアドバイス(管理者がオペレータの通話を確認する機能)、全通話録音は全プラン標準装備
CRM連携
他社システムとの連携は顧客管理サービス(CRM)と連携しています。
ECサイトなど通販向け受発注システムとCRMをセットにした「通販する蔵」や「EC-CUBE」とも連携しています。
ホテルシステムとは直接連携していないので、ご利用のホテルシステムと対応しているCRMが連携している必要があります。
人手を使ってCTIっぽい対応をする方法
ホテルシステムPMSとCTI連携をするためにコールセンターシステムを導入するのは、小規模なホテルや1館だけの運営の場合、費用負担が大きいと思います。
そこで、人の力を使ってCTI連携、簡易CRMを行う方法が紹介されているサイトを紹介します。
顧客満足度を高めることが目的であれば、このような対応でも実現可能ですよ。
ホテルシステムPMSでCTI連携、CRM(顧客管理)を無料で行う方法
一般的な手で受話器を持つタイプの電話機でも、このハンズフリーレシーバーを使うと両手を使わずに、お客様と会話ができます。
(IP電話でなくてもヘッドフォンでお話できます)
両手が自由に使えるのでパソコン操作も簡単に行えますよ。
ホテルシステムの費用について
宿泊台帳などの機能を持っているPMSと、ネットでの在庫調整と料金管理を行うサイトコントローラの2つが必要です。